活性炭フィルターやマスクの効果や購入について解説。活性炭フィルターは、水中の遊離塩素(カルキ)や溶解性有機物(農薬など)や色素、濁り、界面活性剤、油分または、空気中の臭気などを取り除くとして一般的に使用されます。
活性炭という言葉はよく耳にしますが、実際にはどのようなものなのでしょうか。活性炭とは、石炭やヤシ殻などに含まれる炭素を原料に、高温ガスや薬品と反応させることで、微細孔と呼ばれる非常に細かい穴をたくさん持っている無定形炭素になったもののことです。この無数の微細孔によって、内部の表面積が広がり、その表面にさまざまな物質を吸着するという能力があります。つまり、炭が本来もっている吸着力を高温で水蒸気処理することで、さらにその吸着力を増大させたものが活性炭なのです。現在では、最も一般的な吸着剤の原料として使用されています。もともとは、古代エジプトで飲料水の水質改善のために炭化した石炭が使われており、それを現代に引き継いだのが活性炭だといわれています。活性炭には、「粉末活性炭」という粒子の大きさが1〜150ミクロンのものと、「粒状活性炭」という粒子の大きさが、0.5〜4mmのものとがあります。それぞれ用途に合わせて使いわけられています。
活性炭フィルターは、水中の遊離塩素(カルキ)や溶解性有機物(農薬など)や色素、濁り、界面活性剤、油分または、空気中の臭気などを取り除くものとして広く一般的に使用されています。用途や目的によって、使用される活性炭の種類などの違ってきます。一般的に使われているものでは、「粒状活性炭」「繊維活性炭」「粒状・繊維状の組み合わせ活性炭」などがあります。「粒状活性炭」は、活性炭フィルターの中では、最も普及しているもので、家庭用の浄水器はもちろん、浄水場や廃液処理場などでも使われています。また、「繊維活性炭」は、吸着速度が速いので、臭気を除去するのに適しており、非常に軽いことから、小さな容器にもつめやすいという特徴がありますが、寿命が短いのが欠点です。そして、「粒状・繊維状の組み合わせ活性炭」は、「繊維活性炭」の吸着速度の速さと、「粒状活性炭」の耐性の強さを併せ持つものとして、さまざまな場面で活躍しています。
普通のマスクでは、どうしても花粉やウィルスなどをシャットアウトすることは不可能だといわれています。そこで注目されているのが「活性炭マスク」です。最近では、いろいろなタイプのものが出回っていますね。活性炭マスクには、活性炭シートが内臓されているので、強力な脱臭、抗菌、薬剤・溶剤の吸着作用があります。特殊加工不織布の間に活性炭シートがはさんであるものが多いようです。このマスクは、医療用、歯科用、花粉対策用、風邪のウィルス対策、工場などの粉塵吸い込み防止などに幅広く使われています。非常に通気性に優れていますので、息苦しさもなく、長時間の使用でも、威圧感がありません。見た目は、普通のマスクであり、プリーツが入っているので、口元が圧迫されず、べたつくこともないので、快適です。最近では、薬局に行くと、さまざまなタイプの活性炭マスクが置いてありますので、よく調べて、自分に合うものを選ぶとよいと思います。